こんにちは、なおとです。
電力自由化に向けて、
電気小売事業に参入してきた会社が新プランを発表しています。
我が家ではどの電気会社にしたらお得なのか検討してみたいと思います。
候補その3【JXエネルギー】の実績は?
ENEOSでお馴染みのJXエネルギー。
JXエネルギーは、2003年に電力事業に参入しており、
12年間以上にわたりオフィスビル、倉庫、学校、レジャー施設などに電力供給をしてきています。
実績は十分なので安心して利用できそうです。
JXエネルギーの新電力プラン
さて、JXエネルギーで新電力プランを発表しているので、
現状の我が家が使用している東京電力のプランと料金を比較してみたいと思います。
JXエネルギーの電力プラン「ENEOSでんきAプラン」と東京電力の料金比較表
JXエネルギー | 東京電力 | 差 | |
---|---|---|---|
40Aの基本料金 | 1,123.2円 | 1,123.2円 | ±0% |
1~120kwh | 20.76円/kwh | 19.43円/kwh | +6% |
120~300kwh | 23.26円/kwh | 25.91円/kwh | ▲10% |
300kwh~ | 25.75円/kwh | 29.93円/kwh | ▲14% |
電気をたくさん使うほどに安くなるのがJXエネルギーの特徴ですね。
さて、金額でみるとどのくらいお得なのでしょうか?
JXエネルギーにした場合はいくらお得?
次に我が家の使用量を見ながら、JXエネルギーにしたときの料金を試算してみたいと思います。
我が家の直近1年間の使用実績を元に、JXエネルギーにした場合の電気料金の試算結果を表にまとめました。
年月 | 使用実績 | 東京電力 | JXエネルギー | 差 |
---|---|---|---|---|
2015/02 | 563kwh | 18,005円 | 14,573円 | ▲3,432円 |
2015/03 | 409kwh | 12,758円 | 10,608円 | ▲2,150円 |
2015/04 | 217kwh | 6,711円 | 5,871円 | ▲840円 |
2015/05 | 151kwh | 4,630円 | 4,335円 | ▲295円 |
2015/06 | 140kwh | 4,171円 | 4,080円 | ▲91円 |
2015/07 | 214kwh | 6,037円 | 5,801円 | ▲236円 |
2015/08 | 201kwh | 5,544円 | 5,498円 | ▲46円 |
2015/09 | 123kwh | 3,513円 | 3,684円 | +171円 |
2015/10 | 152kwh | 4,280円 | 4,359円 | +79円 |
2015/11 | 234kwh | 6,403円 | 6,266円 | ▲137円 |
2015/12 | 361kwh | 9,889円 | 9,372円 | ▲517円 |
2016/01 | 391kwh | 10,692円 | 10,144円 | ▲548円 |
試算した結果、
JXエネルギーの方が昨年実績よりも年間8,041円安いことがわかりました。
これだけみてもJXエネルギーに乗り換えた方がお得ですね。
JXエネルギーのENEOSでんきプランに3月31日までに事前予約すると、
初月だけ2,000円割引が効くようです。
またENEOSでんきは割引特典や契約事項があるので以下にまとめてみました。
1.『にねんとく割』でお得!
ENEOSでんきには『にねんとく割』という割引特典が用意されています。
割引特典の内容は、
2年間隔で利用する約束をすると、最大24ヶ月間0.2円/kwh安くなり、
3年目以降は0.3円/kwh安くなるというものです。
もし、『にねんとく割』を適用すれば年間で更に631.2円安くなります。
ただ、更新月(23ヶ月と24ヶ月)以外に解約するときには解約手数料(1,000円+税金)がかかるので、
近々引っ越しをする予定がある人には注意が必要ですね。
2.電気代の支払でTポイントが貯まる!
ENEOSでんきは、電気代200円の支払いにつき、Tポイントが1ポイントつきます。
我が家の試算結果だと、年間Tポイントが417ポイント貯まります。
ただし、貯めたTポイントを電気代の支払いに使うことはできません。
ちなみにTポイントが貯まるようにするために以下の手続きが必要になります。
『ENEOSでんきと契約』⇒『「ENEOSでんきお客様ページ」にログイン』⇒『Tポイント利用手続き開始』⇒『Yahoo!Japan IDを入力』⇒『手続き完了』
3.ENEOSカードで支払うとガソリン・灯油・軽油代をキャッシュバック!
ENEOSカードで支払うとガソリン・灯油・軽油代を1円/ℓ分キャッシュバックされます!
最大150ℓ/月までとなっていますので、最大150円のキャッシュバックを受けることができます。
ちなみに、ENEOSカードで支払った場合、Tポイントはつきませんので注意が必要です。
4.特別提携カードで通常よりもポイントが貯まる!
以下の特別提携カードで支払うと通常よりもポイントが貯まります。
ANAカード:クレジット会社のポイント移行とは別に200円の支払いにつき1マイル付与
ビューカード:ポイントが2倍!1,000円につき4ポイント付与
ティーエスキュービックカード:ポイント1.5倍!1,000円の支払いにつき15ポイント付与
レクサスカード:ポイント1.5倍!1,000円の支払いにつき15ポイント付与
エポスカード:ポイント2倍!200円の支払いにつき2ポイント付与
エムアイカード:ポイント2倍!100円の支払いにつき1ポイント付与
ちなみに、上記の特別提携カードで支払った場合、Tポイントはつきませんので注意が必要です。
5.契約期間・契約手数料・解約手数料・利用明細書の発行手数料など
契約手数料は無料で、『にねんとく割』をしない場合は契約期間は1年間です。
この場合の解約手数料は原則無料ですが、1年以内の解約の場合には工事費が発生する場合があります。
工事費が発生するかは、地域によって変わるみたいなので一度窓口にお問い合わせした方がよさそうですね。
『にねんとく割』を利用する場合の契約期間は2年間です。
途中で解約する場合には解約手数料(1,000円+税金)がかかります。
請求書・領収書・利用明細書を1通発行するのに162円、支払証明書は1通756円別途かかります。
【まとめ】
我が家は引っ越す予定はないので、『にねんとく割』を利用して631.2円安くした方がいいですね。
あと、うちではTポイントを利用しているので、年間417ポイント付与してもらえます。
これらの特典を利用すると単純試算して年間9,089.2円安くなります。
年間1万円近くの電気の節約になるのでENEOSでんきも検討候補としてみていきたいと思います。
以上、<電力自由化>(JXエネルギー)ENEOSでんきの料金比較でした。
(出典:JXエネルギー[http://www.noe.jx-group.co.jp/])