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はじめに
こんにちは、なおとです。
近頃、蒸し暑く汗ばむ日が増えてきました。
そろそろ夏本番です。
夏になると日が伸びます。
そして家庭の電気代も伸びます!笑
夏の電気代を1円でも節約したい。
そんな方に向けて、今回は家庭でできる夏の節電方法をまとめてみました。
最後までお読み頂き、参考にして頂ければ幸いです。
1.掃除機は朝にかけろ!
掃除機をかけるなら朝が良いです。
理由は昼間に掃除機をかけると電気代が高くなるからです。
詳しく説明しますね。
まず、一日の気温の変化について説明します。
時間 | 0時 | 3時 | 6時 | 9時 | 12時 | 15時 | 18時 | 21時 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
気温 | 24℃ | 23℃ | 22℃ | 25℃ | 29℃ | 30℃ | 28℃ | 26℃ |
朝は比較的涼しく、その後気温はどんどん上がり14時頃ピークを迎えます。
◆昼間に掃除機をかける場合
「エアコンを止める」⇒「掃除機をかける」⇒「換気する」⇒「部屋の温度が外気温と等しくなる(室内の冷気が外に逃げてしまい、室温急上昇)」⇒「室内を元の温度まで冷房する(ムダな電気代が発生!!)」
◆朝に掃除機をかける場合
「エアコンを止める」⇒「掃除機をかける」⇒「部屋の温度が外気温と等しくなる(しかし、朝は涼しいので室内の温度はあまり変わらない)」⇒「室内を元の温度まで冷房する(電気代を少なくできる!!)」
以上から、掃除機をかけるなら朝かけた方が節電になります。
2.エアコンのフィルターを月2回掃除しろ!
フィルターがホコリなどで目詰まりしていると
エアコンに負担がかかり、電気をたくさん食います。
月2回くらいフィルターを掃除しましょう。
ここでフィルターを掃除の仕方を簡単にご紹介します。
まずエアコンのパネル周りのホコリを掃除機で吸います。
パネルのホコリを取らずにいきなりフィルターを外すとホコリが床に落ちる場合があります。
※ホコリが落ちると床の掃除が発生してムダな電気代がかかります。
次にフィルターを外しますが、ゆっくりそっと外してください。
勢いよく外すとフィルターのホコリが床に落ちます。
※先ほどと同様に床の掃除が発生するとムダな電気代がかかります。
外したら、外側を掃除機で吸いましょう。
※ホコリは外側についているので、内側から吸うと逆に目詰まりを起こします。
掃除機だけである程度吸い取ったら、仕上げにシャワーで洗い流します。
流す方向は掃除機とは反対のフィルターの内側から流すとホコリが綺麗に取れます。
洗ったら日陰干ししてフィルターを戻して完了です。
3.節電効果が高いのはエアコンではなく扇風機だ!
扇風機の電気代はエアコンの1/3しか掛かりません。
(出典:夏の節電。一番お得に使える冷房機器は?)
月6,000円の電気代が2,000円になると思うと扇風機も魅力的。
エアコンだけに頼らず、暑さに応じて扇風機も活用しましょう。
これが大きな節電につながります。
4.エアコンを付けるなら一つの部屋に絞れ!
あなたの家族は何人家族でしょうか?
4人家族ですか?
仮に4人家族であれば、エアコンは何台同時に使いますか?
一般的には2、3台でしょうか。
節電のためには、使うのは1台にしてください。
つまり一部屋に家族が集まってエアコンを使ってください。
一つの空間に密集することでお家の冷房効率を上げることができます。
これがあちこちの部屋で同時に2台、3台使うことになれば、電気代がそれだけ増えていきます。
5.カーテンやよしずで夏の日差しをカットしろ!
南側と西側に窓がある場合にはカーテンを閉めましょう。
夏の日差しをカットすることで遮熱効果があり、冷房費用を抑えることができます。
またおススメなのが「よしず」です。
よしずは、エアコンや扇風機を上回る冷房グッズです。
真夏の太陽の下でも木陰が涼しいのは、木の葉っぱが太陽の光をカットしてくれるからですね。
そして風を通すから木陰は涼しいのです。
よしずは、木陰と同じです。
窓を開けてよしずを使うと、風が通るので部屋が涼しいです。
カーテンを閉めて冷房するよりも節電効果があります。
是非試してください。
6~8.冷蔵庫の節電
経済産業省の調査で、家庭でもっとも電気を使うのは冷蔵庫という結果が出ています。
冷蔵庫の節電を実践すると、効果が大きいので是非やってみてください。
6.冷蔵庫の開け閉め時間を極力減らせ!
言うまでもなく、冷蔵庫の開け閉めが多いと冷気が逃げてしまい、冷蔵庫の電気代が上がります。
冷蔵庫の開け閉め時間が長くなってしまうパターンが、
“買ってきた物をどこに入れるべきか悩みながら詰め込むとき” と “必要なものをすぐに取り出せないとき” 。
扉を開けて、中をゴソゴソ整理したり、探していたら、あっという間に冷気が逃げてしまいます。
そうならないように冷蔵庫内マップを作りましょう。
冷蔵庫のどこに何を置くか決める。
そして置くときには、パッケージ(納豆3個を束ねる包装プラなど)を予め取り除いておく。
そうすると、最速で物を掴んで取り出せるので開け閉め時間が短くなり、無駄な電気をカットできます。
また開閉時間に左右されない節電方法として、冷蔵庫カーテンの利用があります。
冷蔵庫カーテンを取り付けると、冷気が逃げないので節電になります。
100円ショップで売っているので探してみましょう。
7.冷蔵庫の中は物を詰め込みすぎるな!
冷蔵庫の中はできるだけ詰め込みすぎないことが重要です。
庫内がギュウギュウに詰まっていると、冷気が通らずに冷えません。
特に冷気の吹き出し口付近を物で埋めてしまうと、冷気がそこでストップして庫内全体が冷えなくなるので注意してください。
冷えないと、機械が設定温度まで冷やそうと過剰に冷気を出して電気を食います。
スーパーで生鮮食品やアイスを冷やすためにもらった氷やドライアイスがあったら捨ててはいけません。
そのまま冷蔵庫に入れておくと庫内の温度が下がって、冷蔵庫の電気代節約につながります。
冷気は上から下に向かって流れるので、置く場所は上段が良いです。
8.冷凍庫の中はいっぱいにしろ!
冷凍庫は冷蔵庫と違い、隙間なく詰め込みましょう。
冷凍食品や保冷剤などでいっぱいにしておくと、冷気が逃げにくく電気代の節約になります。
但し、長期保存用にお肉や野菜をたくさん凍らせる場合、
冷蔵から冷凍に移すと、食品を凍らせるまでに電気を食います。
むやみやたらと食品を冷凍させるのは、無駄な電気を食いますのでやめましょう。
必要な分だけを冷凍庫に回すようにするとトータルで節電になります。
9.寝るときには冷感グッズを使え!
寝るときには、冷感素材の寝具を使いましょう。
ひんやりマットやひんやりシーツ、クール枕パッドなど冷感素材の寝具を使うと、夜の冷房が少なく済んで電気代の節約になります。
パジャマも薄手の冷感素材でできたものを着れば節電効果があります。
まとめ
今回ご紹介したのはどれも基本的な節電方法です。
分かっていても面倒だからと、やらない人も多いです。
しかし、実践した人は必ず報われます。
そして毎年続けることで生涯的には数十万円も節電することができます。
意識次第で効果は雲泥の差ですね。
夏の節電をすることで、無駄な電気代をカットして、他の楽しいことにお金を使いませんか?
有意義な時間となって返ってくると思えば、節電も楽しくなりますよ。
以上、【基本】家庭でできる夏の節電方法9選でした。