こんにちは、早川です。
子供がいらっしゃる家庭ならば、よくある話だと思いますが、
子供が言うことを聞いてくれなくて困っている!
というものがあります。
子供には子供のしたい事やりたい事があり、
親の意向通りに100%動く子供なんて普通はいません。
しかし、共働き子育て家庭では特にそうですが、
どうしても親の都合を子供に押し付けてしまうときがあります。
それは、急いでいるときや、面倒なときや、親の言うとおりにしてくれると楽なときなど、
親の意向に沿わせたい場面というものは多々あります。
しかし、子供がその親の意向に沿って動けることって少ないと思います。
大体嫌だと言ったりして、自分の好きなことを始めたりする子供が多いと思います。
そんなときに怒って親の都合のいいように子供を動かそうとすることってありませんか?
私の場合は、忙しいときや思い通りにならないときにイライラしてしまって、
子供に怒ってしまうことがよくあります。
子供側からしたら、またお父さんの機嫌が悪くて嫌だなとか、怒るとこわいから言うとおりにしようと思っているようです。
子供が親の言うとおりにとりあえず動く。
これは子供にとっては自主的に何も考えてない行動で、
小さなうちはまだそれでも良いと思いますが、
親元から離れて社会人として働くようになったときにはとても危ない行動だと思います。
なぜならば、自分が行動する軸というものが親の機嫌や怒って言ったことに左右されてしまっているからです。
お父さんやお母さんがああやって強く言ってくるのを聞いておかないと面倒だからとか、
言う通りに行動しておけば丸くおさまるからその通りにしよう!なんて考えていたら、
その子供は本当に危険です。
その子供は、もう怒られるのが嫌で怒られないように生きていくクセが付いてしまっています。
そして自分のやりたい事、思った事、感じた事を伝えられない、感情を抑えつけてしまう子供に育っています。
自分の感情を上手に伝えられないってのはすごくストレスになりますから、
いつか溜まりに貯まった感情が爆発するかもしれません。
怒られないために親の言うとおりに動こうとする子供は、
自分で考えることを放棄してしまっています。
社会に出たら、自分で考えて行動しないといけないのに、
行動できない大人になってしまい、
大変生きづらさを感じてしまうでしょう。
いわゆる良い子。
親の言うことを何でも素直に聞く子供のこと。
そんな良い子がいたら、
その子供の心は健全ではありませんよ。
何でも感情を押し殺す、親の言うとおりにやっているマシーンになってしまっています。
人間なのですから、
子供の意向に沿いながら、
親の意向も話してあげて、
win-winの関係が築けるように
普段から心がけていけたらいいですね。
以上、親の言うことを素直に聞く子供は危険でした。