身体が本当に求めている食事とは?

こんにちは、早川です。

皆さんは、食事のメニューってどうやって決めていますか?

テレビでやっていた料理番組を見てこれを作ろうと決めますか?

それとも、たまたま頭に浮かんだ献立にしようと決めますか?

スーパーで安売りされていたものを使って何かを作ろうと決めますか?

数年前の私は、仕事が忙しくて作る時間も食べる時間もなく、

とにかく短時間で食べられるものを選んで食事のメニューを決めていました。

選んでいたものは、コンビニのおにぎり。

毎日毎日、コンビニでおにぎりを買って食べていました。

これを続けていくとどうなるでしょうか?

まず、飽きます!

そして、同じものを食べ続けていると喉を通らなくなってきます。

最初は梅干しおにぎりでがんばっていたのですが、

飽きてきて、もう食べられなくなってきたので、

具を変えて昆布おにぎりに変えました。

そして、昆布おにぎりを続けて飽きたら、

鮭おにぎりにしました。

それも飽きたらネギトロおにぎりに。

コンビニにあるおにぎりは大体食べ尽くしてしまい、

原点回帰で梅干しおにぎりに。

何度も味を変えて、おにぎりを3年間くらい食べ続けていました。

いい加減、おにぎり生活から脱出したい!

と思いつつ、でも作る時間がないのでやはりおにぎり生活から脱出できない。

こんな生活が3年くらい続きました。

いくら作る時間がないっていっても他にも何か食べるものあるだろう?

という声も聞こえてきそうですが、

当時の私は、仕事が忙しくて食事の方は本当に適当に済ませてしまう方だったんですね。

とりあえず、おにぎり食っていれば死にはしないだろうって思ってました。

とはいえ、

カツオのたたきが食べたいな。

サラダが食べたいな。

ステーキが食べたいな。

などとたまに食べたい食べ物が頭に浮かんでくることがありました。

しかし、私にはやはり作る時間がないし、

おにぎりが値段も安く食べやすかったため、おにぎり生活を敢行しました。

それで、おにぎり生活を続けていくうちに体調不良になっていき、

身体を壊してしまったのですね。

身体を壊して会社を休んで病院で点滴を受ける羽目に。

普段の食生活から見て当然の結末であります。

実は、体調を崩す前にSOSサインを身体が発信していたんですね。

おにぎりを食べ続けていて、このままじゃ俺の身体壊れるんじゃね?

って確かに身体が悟っていた感覚がありました。

そして、たまに無性に食べたくなるものが頭に浮かぶ。

それは身体が欲している栄養素だった。

それが分かったのは、食生活について病院から問われたときです。

普段の食生活を聞かれて、

おにぎりがほとんどですと答えたら、

炭水化物に偏りすぎた食生活であると指摘され、

血液検査から、タンパク質やビタミン、DHA、EPAが不足していると言われた。

以前、自分の食べたいと思ったステーキ(タンパク質)、サラダ(ビタミン)、カツオのたたき(DHA、EPA)。

病院が不足していると言われた栄養素と食べ物が一致したとき、

ああ~、あのとき身体がこんな食べ物が不足しているよと教えてくれていたんだと初めて悟った瞬間でした。

体調を崩すまでは気づかなかった僕の話しは極端ですが、

皆さんにも分かりやすくお伝えすると、

そう、風邪で高熱が出て食欲が出ないとき、何を食べたいと思いますか?

このとき身体に聞きますよね?

というか身体が教えてくれますよね。

スープ、おかゆ、ゼリー、プリン、ジュース・・・

風邪で消化器官も弱っているので消化に良いもの、水分が多いものなど

身体に必要なものをしっかり身体が欲しているはずです。

脂っこいものや味が濃いものは、

消化に良くないので身体が欲していないはずですよね。

無性に食べたくなる身体のサインは、食欲ではなく足りない栄養素を教えてくれるSOSサインかもしれません。

栄養バランスが偏った食事をされている方は、身体が発信しているサインに気づいて食事内容を見直された方がいいかもしれませんね。

以上、身体が本当に求めている食事とは?でした。

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